目次
1. 旅館・ホテル(宿泊施設)での省エネとは
省エネの対象として、旅館・ホテル(宿泊施設)は省エネ対策を実施するうえで
全業種の中で最も適した業界であるといえます。
その理由は次の2点です。
①稼働時間が長い
旅館・ホテル(宿泊施設)は稼働時間がほぼ365日24時間と長いです。
同じ省エネの商品を設置した場合、1日12時間しか稼働時間がない事業所に比べて、2倍の使用量の削減が見込めるのです。当然投資回収も早くなります。よって稼働時間が長い旅館・ホテル(宿泊施設)は投資効率が高いといえます。
②あらゆる省エネ対策が可能
旅館・ホテル(宿泊施設)では、電気も水道も燃料である重油、ガスも使用しています。当然環境改善的な対策も必要になり、省エネ可能な対策が多くなります。省エネや環境改善の対象となる設備が他業種に比べて多く、逆に省エネできない設備が極端に少なく、多種・多様な対策を実施できることから旅館・ホテル(宿泊施設)は省エネ対策を実施するうえで最も適した業界といえるのです
以上の2点より、旅館・ホテル(宿泊施設)は、ぜひ省エネ対策に取り組むことをおすすめします。
2. 旅館・ホテル(宿泊施設)で出来る省エネのアイデア・ネタ
投資効率が高く、省エネ可能な対策が多いので、あらゆる設備に対して総合的に省エネすることが可能です。もちろん費用もかかりますので、部分的に段階的に対策をとることもできます。
費用面では、設備導入費用にリース等を用いることにより、初期費用を用意することなく省エネ対策を導入できるというメリットがあります。投資効率が高いゆえに、毎月の省エネ削減額からリース費用を支払うことが可能になるためです。旅館・ホテル(宿泊施設)は投資効率が高い業界であり、十分メリットが出ますので、リース等の活用が可能になるのです。
(仮に、投資効率が悪く、投資回収が6年以上かかるような省エネ対策の実施ならば毎月の支払いが削減金額を超えてしまい、実質投資費用なしでとはいかず、大きな利益を得ることもできません。)
2.1 旅館・ホテル(宿泊施設)で出来る省エネ[電気の場合]
2.1.1 照明をLEDに変える
LEDは蛍光灯と比較すると消費電力が約1/2~1/8と低いことから、電気代が安く済みます。稼働時間が10時間以上の場所では照明をLEDに変えることで省エネし、電気料金を削減できるので、おすすめです。しかし本体価格が白熱電球の約10倍、蛍光灯の約2~3倍と高いので、駐車場等の稼働時間が短い照明器具は費用面からみて水銀燈などでよいと思います。(もちろん水俣条約に適合している水銀燈が前提でありますが。)
【水俣条約概要 環境省】 https://www.env.go.jp/chemi/tmms/convention.html
またLEDは一般の蛍光灯に比べて約4倍も寿命が長いため、電球の取り換え回数を減らすことができます。手間暇のかかるランプ交換の回数を減らせることは照明の数の多い旅館・ホテルなどには大きなメリットであり、時間の省エネにもなります。
注意点としては、LEDの照明は青色が強く、料理の鮮度が悪く見える場合がありますので、使用場所にあったLED選びが必要になります。
2.1.2 小見出し:空調の省エネ
エアコンの設定温度を1℃下げたり上げたりするだけで、消費電力は抑えられます。環境省によると、夏は設定温度を1℃高くすると、消費電力が13%削減、冬の場合は設定温度を1℃下げると消費電力を10%削減できるそうです。
しかし、サービス業である旅館・ホテル(宿泊施設)でその方法を活用するのはなかなか厳しいと思われます。
そのような場合、シーリングファンが有効です。暖かい空気は上に行き、冷たい空気は下に行くので、天井は室温が高く、足元は低くなります。実際、天井と足元の温度を比較すると5℃から10℃位の差があります。よって、シーリングファンによって空気を循環させると、夏場は体感的にかなり涼しく感じられ、冬場は暖かく感じられるようになります。
また、滞留によって淀んだ空気もクリアになります。そうすればエアコンの設定温度を下げても快適さは変わらず、電気代節約につながり、環境改善にもなるので一石二鳥です。
シーリングファンを取付けられない場合は、サーキュレータで空気を循環させる方法もありますが、若干音がうるさいというのがデメリットになります。DCモーターのサーキュレーターでしたら音も静かで電力消費も微微たるものですので、オススメです。
空調にはパッケージエアコンと全館空調の場合がありますが、旅館・ホテルなどの宿泊施設ではどちらもたくさんの電気を使用しますので、空調の省エネは重要と言えます。
空調の省エネには、最新の省エネエアコンに買い替えるという手があります。もちろん電気料金の削減はできますが、初期導入費用がかかってしまいます。そのような場合は補助金が使える場合があります。補助金の対象であれば、利用するとよいでしょう。
2.1.3 モーターの省エネ
ファンやポンプを稼働させるうえでモーター制御が有効です。
一つのモーター制御装置で3つの省エネ効果を発揮して20%〜40%の省エネ効果を発揮します。
旅館・ホテルで使用するモーターには、循環ポンプ給水ポンプ、送風ファン、排気ファンなど様々なものがあります。稼働時間も長いので、省エネの大きなターゲットといえます。
稼働時間が長く、ポンプの容量・消費電力が3.7KW以上であれば投資回収期間も短く、またモーター負荷低減により長寿命化にも繋がります。
2.1.4 太陽光発電での省エネ
太陽光発電での省エネは、使い切れずに余った電気(余剰電力)を電力会社に売る(売電する)方法は、売電単価が低くなっているため、メリットは少ないと言えます。
しかし旅館・ホテルなどの場合は、土日祝日も含めて昼間の電気の使用量が多く、近年導入費用の低下により発電した電気を自社で使用する(自家消費)方法は有効です。発電した電気を自社で使えば、その分だけ電力会社から買う電力を減らせるので、月々の電気代をぐんと抑えることが可能になります。自家消費による金銭的メリットは、売電収入のように目に見える形でのプラスの数字では出ませんが、削減された電気料金にはっきりと表れます。
よって太陽光発電を設置することは省エネ対策として充分検討に値すると思われます。
2.1.5 弊社商品の紹介
上記3点について、弊社の商品を紹介させていただきます。
① LED
LEDにつきまして、弊社ではあらゆる環境に対応する商品を用意しております。お客様のニーズに合わせて対応できますので、お気軽にご相談ください。
LEDランプの保証期間は、通常1年から3年になりますが、弊社の場合は5年間になりますので、大変安心してご使用いただけます。
また弊社でLEDを設置していただいた場合は、ランプ交換にかかる工事費用も無償になります。例えば高所作業車を使ってLED交換をしなければならない箇所であっても5年の保証期間内であれば工事費用負担なしで無償にて交換いたします。
LED補助金を利用してLEDをご購入いただける場合もございますので、ご興味のある方は、こちらを御覧ください。
(関連記事:2021年LED補助金申請まとめ【先進的省エネルギー投資促進支援事業】)
② 空調
● パッケージエアコンの場合
パッケージエアコンの場合には「コンティニューム」という商品がオススメです。エアコンの熱交換率を低下させる静電気を除去し、無駄な消費電力をなくすことができる商品で、エアコンの消費電力を15〜20%削減できる比較的安価な商品です。メンテナンス不要で10年以上使い続けることができるコスパの良さも特徴です。
● 全館空調の場合
全館空調の場合には、モーター省エネ制御装置「ジャスト・セイバーE」という商品がオススメです。電気の流れを最適な状態に調整し、電気使用量を20%〜40%ほど削減します。費用対効果に優れ、早期に投資回収できるのも魅力です。
ジャスト・セイバーEについて詳しく知りたい方はこちらをクリック↓
③ モーター
上記空調以外の2.1.3に記述したモーターに対しても、モーター省エネ制御装置「ジャスト・セイバーE」という商品がオススメです。電気使用量を20%〜40%ほど削減できますので、大規模なモーターに設置すれば、削減量と削減金額が大きくなって跳ね返ってきます。ジャスト・セイバーEについて詳しく知りたい方は上記ボタンをクリックして下さい。
2.2 旅館・ホテル(宿泊施設)で出来る省エネ[水道の場合]
2.2.1 シャワーの節水
ある程度水圧のあるシャワーは1分あたり20Lほどの水が出ています。10分使用すると使用量は200Lになり、家庭用のお風呂一杯分相当になります。旅館・ホテルには大浴場などで使用するシャワーの数も多いので、シャワーの節水は非常に重要です。
2.2.2 蛇口の節水
旅館・ホテルでは厨房の蛇口の節水対策が重要になります。朝食、昼食、夕食での調理時はもちろん、食器や野菜を洗うなどたくさんの水を使用します。食洗機を使用する場合も予洗いが必要で、なにかと大量の水を使用しますので、厨房の蛇口の節水は非常に重要です。
過去に『節水コマ』というシャワーや蛇口に取り付ける節水器具が一時勢い良く拡販されました。シャワーや蛇口の中に流量を抑える器具を設置して節水するものです。勢いが強すぎる箇所では有効でしょうがそれ以外では、夕暮れ時等に厨房で調理での蛇口や大浴場や室内のシャワーの稼働が一斉に高まるときには水の勢いが低下し、不具合を起こしたり使い勝手が悪くなり、トラブルになって取り外したということが頻発しました。よって節水コマを取り付けて節水を試みる際には注意が必要です。
2.2.3 トイレの節水
トイレのタイプは大きく分けて、タンク式とフラッシュバルブ式の2つに分けられます。
最近はタンク式が多く、かなりの節水タイプがあります。タンク式で一回あたりの流水量が6リットルほどと少ない場合には、それ以上の対策はないと思われます。
ただし、従来の大量の水を貯めるタイプのタンク式であれば、タンクに貯める量を調整する装置を取り付けることによって、節水が可能です。
また、フラッシュバルブ式に対しても対策可能な装置があります。旅館・ホテルは利用者数が多いので、節水の大きな効果が得られると思います。
2.2.4 弊社商品の紹介
節水につきまして、弊社の商品を紹介させていただきます。
① シャワー、蛇口の節水
シャワー、蛇口の節水には「ミックス・ジェット」がオススメです。当社が提供する「ミックス・ジェット」は細かい気泡を水道水に含ませることで、約20~60%の節水を可能にする省エネ商品です。水圧が今まで以上に強くなるので使用感も高まります。節水ゴマのように勢いが弱くなることはありません。
ホテルや旅館など、多くの方が一斉に温水や水道を使う場面でとくに効果があり、細かい気泡がマッサージ効果を与えてくれます。
蛇口用・シャワー用の2種類ございます。
投資回収の時間は約1年。30万円~40万円の投資費用で月に7、8万の水道代軽減を実現したケースもあります。
企業の節水に是非ご活用ください。
ミックス・ジェットについて詳しく知りたい方はこちらをクリック↓
② トイレの節水
フラッシュバルブ式トイレの場合は、一定の水量に流水を調整し、水圧を落とすことで15〜40%節水する器具がございます。
タンク式トイレの場合は、必要以上の流水を調整することで、15〜40%節水する器具がございます。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
(関連記事:節水に取り組むべき企業の特徴、プロが教える効果的な節水方法とは)
2.3 旅館・ホテル(宿泊施設)で出来る省エネ[ガスの場合]
ガスの省エネは他の分野に比べて、対策が難しい部分ではあります。よってガスの削減は世間一般にはあまり対策が普及していないのが現実です。
それを踏まえた上で、直接的な対策は難しいのですが、下記の対策が考えられます。
2.3.1 配管の熱漏れを防ぐ
お湯の配管が熱漏れしていないかを確認し、その部分を対策することにより、ガスを削減することができます。
2.3.2 シャワーや蛇口でお湯を節水する
水からお湯にするためにはガスが必要となります。よって使うお湯の量を減らすことで、間接的にはなりますがガスを削減することができます。ガスだけではなく重油も同様のことが言えます。
2.3.3 弊社商品の紹介
ガスの省エネにつきまして、弊社の商品を紹介させていただきます。
一般的には難しいとされているガスの削減ですが、弊社には「ジャスト・セイバーF-Air」という商品があります。ボイラーは「空気」と「燃料」を燃焼させることにより熱を生み出します。「ジャスト・セイバーF-Air」はその「空気」を改質し、燃焼効果を向上させることにより、7〜10%の削減が可能です。
ジャスト・セイバーF-Airについて詳しく知りたい方はこちらをクリック↓
2.4 旅館・ホテル(宿泊施設)で出来る省エネ[重油の場合]
2.4.1 エマルジョン
重油の削減には油と水をかき混ぜるエマルジョンという方法があります。水は水素と酸素からできているので、燃焼するときに燃える物質をうまく混ぜ合わせることにより、重油を削減するという方法です。
しかし15年ほど前からこの方法がありますが、火力が足りなかったり、うまく混ざらなかったりと、なかなか調整が難しく、あまり普及していないのが現実です。
2.4.2 小見出し:磁石や電気の使用
磁石や電気を使用して重油の燃料を改質し、燃焼効果を向上させて重油を削減するという方法があります。しかし、中には効果が出ないなど、対策がうまく行かない場合があります。その要因の一つとして考えられるのは、タンクからボイラーまでの距離です。15メートル以上と距離が長い場合は、改質した燃料がその間に元に戻ってしまい、燃焼効果を向上させることができず、削減効果が出なくなると思われます。
また、鉄の配管の上に磁石を取付けて、燃料を改質するという方法もありますが、そもそも磁石は鉄の配管の中を通っている重油には影響を及ぼすことはできませんので、削減効果はありません。
2.4.3 弊社商品の紹介
重油の省エネにつきまして、弊社の商品を紹介させていただきます。
弊社には「ジャスト・セイバーF」という商品がございます。ボイラーの配管を磁力のある特殊配管「ジャスト・セイバーF」に交換することによって、燃料分子を細分化して表面積を増大させ、完全燃焼させることができます。
重油の燃料を改質することにより、燃焼効果を向上させて燃料を削減します。2.4.2の磁石との違いは、「ジャスト・セイバーF」はコンパクト設計のため、バーナーの直前に設置が可能です。重油の燃料を改質してすぐにバーナーで効率よく燃焼されるため削減効果が高く、8〜18%の削減が可能です。
永久磁石を使用しているので半永久に使用でき、一度の投資で末永く効果をもたらします。
万が一、効果が出ない場合は、返品保証により、返品することも可能です。
ジャスト・セイバーFについて詳しく知りたい方はこちらをクリック↓
2.5 旅館・ホテル(宿泊施設)で出来る省エネ[環境整備の場合]
2.5.1 窓ガラスコーティング
窓ガラスからは夏は熱く、冬は冷たい空気が入ってきます。また赤外線・紫外線も入ってきますので、それらをフィルムやガラスコーティング剤によって侵入を防ぐという方法があります。
夏の猛暑時で最大6℃の室内温度を低減させることが可能です。よって空調の負荷低減により電気代の節約に貢献します。
また、紫外線からお肌や家具など守るUVカット効果も得られるので、環境の面からも安心です。
フィルムを貼る場合の注意点としては、耐用年数が10年ほどだということと、フィルムの種類によっては携帯電話の電波を通さない場合があるということです。以前某ホテルチェーンのホール全面にフィルムを貼ったところ、携帯の電波が全くつながらなってしまったということがあったようですので、ガラスフィルムを貼る際にはフィルムの種類を選ぶなど、注意が必要になります。
ガラスコーティングを塗布する場合の注意点としては、有機系の液剤を使用すると耐用年数が5年ほどになってしまうということです。窓ガラスは日中常時紫外線を浴び続けている状態になりますので、どうしても有機系の物質では劣化が激しくなります。有機系のガラスコーティング剤は安価ですが、このようなデメリットがあるので注意が必要です。
2.5.2 抗菌コート
コロナ対策などで、ますます抗菌コートなどの需要が高まっていますが、一番のポイントは一度コーティングした液剤の耐用時間です。通常半年から2年ほどの耐久性のものが多いと思いますがその都度コーテングをし直さなければならず、費用も手間もかかり大変です。抗菌コートを塗布する際には耐用期間の長いものを選ぶことが重要です。
また、実際に抗菌の効果があるのかどうか、証拠となるデータを有しているかを確認することも重要です。
2.5.3 撥水コート
撥水コートは、壁やコンクリートのひび割れなどから水が侵入し、劣化や脆弱してしまうのを防ぐ効果があります。
たいていの撥水コート剤は塗布した当初はとても効果が高いですが、4ヶ月ほどで撥水成分がなくなり、水が侵入してしまいます。撥水コートも抗菌コートと同様に耐用期間の長いものを選ぶことが重要です。
また撥水コートは金属面のサビ対策にも有効です。一度サビついてしまうと、修復に余計な費用も時間もかかり大変ですので、予め対策することをオススメします。
2.5.4 弊社商品の紹介
環境整備につきまして、弊社の商品を紹介させていただきます。
① 窓ガラスコーティング
弊社ではフィルムもガラスコーティングも扱っております。
フィルムの場合は耐用年数が10年ほどですが、目隠し効果や飛散防止というガラスコーティングにはないメリットがあります。また飛散防止フィルムや遮熱フィルムのように熱をこもらせない種類のものは、耐用年数が10年以上と長くなります。目的に応じて使い分けしていただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。
弊社のガラスコーティング剤は、国内でも数少ない無機系のコート剤です。赤外線90%カット、紫外線99%カットで室内環境を改善します。材質がガラスと同じケイ素ですので、乾燥後はガラスと一体化してガラスと同等になります。よって、赤外線カットなどの効果が半永久的に持続します。。
弊社ガラスコーティングついて詳しく知りたい方はこちらをクリック↓
① 各種コーティング
弊社には「ハードコート」というコート剤がございます。床や木材などの表面の傷や劣化を防止します。硬度は9Hで、鉄以外のものであれば塗布した面に傷つけることはほぼ難しく、その効果は10年以上持続します。美観の維持が可能になるため、新築やリフォームのタイミングがオススメです。
その「ハードコート」に新型コロナウィルスに対応した液剤(某国立大学で実証実験データあり)を加え、抗菌に対応したコーティングも可能です。耐久年数も10年以上持続します。
その効果として、東京メトロ等など鉄道関係の床にハードコート剤を塗布した結果、ほぼ傷がついていないという実績もありますので、その耐久性はかなり優れていると言えます。
またこの「ハードコート」は床や手すりやテーブルなど、ガラス以外のあらゆる場所に施工できることもメリットです。先程の撥水コートに付随して、防水効果がありますので、水の侵入・腐食・サビの防止にも効果を発揮します。耐用年数は状況にもよりますが、5〜10年ほどになります。
弊社多目的コーティングついて詳しく知りたい方はこちらをクリック↓
3. 省エネ実施までの大まかな流れ
3.1 ヒアリング
まずはヒヤリングでお客様の悩みや課題を教えて下さい。その中で大まかな設備状況や稼働時間なども伺います。それに沿ってマッチする商品の概略を簡単に説明させていただきます。
3.2 調査
実際に現地に出向き、どういった設備がついているかを具体的に調査させていただきます。基本的に目視での確認になります。機械を止めるということはありませんのでご安心ください。
設備毎に年間の稼働時間も教えてください。
正確な提案をするために使用量や使用料金などのデータも教えてください。
電気に関しては電力会社からの請求書を一年分、重油灯油に関しても使用量と金額の記載のある請求書などを一年分ご用意ください。
3.3 ご提案 費用対効果や投資回収期限
いただいたデータと現地で確認した調査内容を元に、設備ごとの削減量や投資費用・投資回収などのシミュレーションを作成し、お客様に最適なご提案をさせていただきます。
4. 旅館・ホテル(宿泊施設)の省エネ事例
【事例1:沖縄県の某ホテル】
沖縄の某ホテルでは空調の省エネ、節水(シャワーと厨房の蛇口)、燃料の省エネと総合的に省エネ対策をいたしました。電気の省エネ対策として、モーターにジャスト・セイバーEを取り付け、48.8%の削減をしました。
お客様のデータなので具体的な数値はお伝えできませんが、総合的に電気関係で約15%、ボイラー関係では18%以上、節水では約20%の削減効果が出ました。投資回収の面では、電気が2年数ヶ月、ボイラーが半年から1年という実績です。
想定の提案以上の削減効果が出て、お客様には大変喜んでいただき、他の事業者様を紹介いただきました。
【事例2:愛知県の某旅館】
愛知県内最大規模の某旅館では、燃料改質装置ジャスト・セイバーFを設置し、25%以上の重油の削減をしました。重油の使用量が大きかったので、年間数百万の削減効果となっております。また節水シャワーも設置し、満足していただいております。
【事例3:石川県の某ホテル】
石川県の和倉温泉の某ホテルでは、燃料改質装置ジャスト・セイバーFを設置し、10%以上の重油の削減をしました。電気の省エネ対策として、モーターにジャスト・セイバーEを取り付け、48.8%の削減をしました。ほぼ半分の電気使用量に削減しましたが、不具合などのトラブルは起きておりませんのでご安心ください
5. まずは無料の省エネ診断から
今までに述べてきましたように省エネ対策は各業種や建物ごと、使用状況や環境、事業所ごとの課題・悩み・目的・重視すべき価値観も異なります。
どこをどのように対策したら効果的なのか、どれくらいの効果が見込めて、導入費用はいくらかかるのか、またリスクやデメリットの可能性はどうなのか、色々把握したいことはあるかと思います。
その場合に机上の理論だけでなく、実際に多くの診断実績により多種多様な経験とノウハウが必要になります。
例えば電気関係の分野にしかノウハウ・経験がない企業から建物全体の省エネ診断を受け、電気も燃料も水道も幾分かのエネルギー消費が把握されたにも関わらず、照明のLED化や新型エアコンへのリニューアルだけでは大きな効果は見込めませんし、より投資回収期間が短い、投資効率の良い対策が手つかずのままとなってしまいます。
株式会社ジャスト・エナジーは、省エネ・コスト削減・環境改善を支援しています
すでに省エネ効果が確認された50種類以上の省エネ商品から最適なプランをご提案します。現地調査やヒアリング、収集されたデータから省エネ計算の根拠と想定値を明確に提示し、不明点に関してもご納得いただけるまでご説明いたします。
省エネ・環境改善事業者として15年以上の実績をもち、過去に対応した事業者は累計500か所突破、設備不具合率0%、省エネ実現率99%以上の実績あり。空調や動力での電力削減や節水システム、環境改善(防汚・防錆・劣化防止)、燃料代削減など事業所の省エネをお考えなら、ぜひ一度ご相談ください。